3月に様々な補助金の申請が受付開始となりました。
さらに、4月に入り新年度となったため、
様々な自治体や支援団体等が補助金や助成金の案内が出てきています。
上手く補助金の制度を活用できている企業がある中、
「え、そんなのあるの?知らなかった」と
後から知り、制度を活用できていない企業も多いようです。
「「「折角活用できるのにもったいない!」」」
と思ってしまう貧乏性の高橋です。
簡単ではありますが、少し補助金や助成金のお話をさせて頂きます。
補助金と助成金の違い、そもそも補助金とは? 基礎知識
補助金・助成金は、簡単に言えば「お金がもらえる」のです。
特徴としては、
・もらったお金は返済不要
・お金は後払い
・国や地方公共団体など様々な所から出ている
・事業の支援の為(事業内容、活動内容、設備投資 など)に支給されるもの
・補助金・助成金によって対象が違う
・補助金・助成金によってもらえる金額が違う
・もらうための様々な条件がある(対象者、申請方法、達成する目標 など)
などです。
基本的には、条件に合えば申請自体は誰でもできます。
補助金・助成金の違いは次の通りです。
「補助金」・・・何かの活動(設備投資等)に対してお金の補助をしてもらう、申請してももらえない場合がある。
「助成金」・・・助成金の示す受給要件を満せばは、原則申請すれば誰でも受け取ることが出来る。
今までの補助金と助成金を比較すると、だいたいこんな感じです。
助成金より補助金の方が出ている種類が多く、
助成金より補助金の方がもらえる金額が大きい という傾向にあります。
補助金・助成金を申請するメリットとデメリット
先日も補助金申請について問い合わせがありました。
お話しをした中で、
「この補助金は、うちでも申請できるんだね!じゃあやってみようかな。」
と前向きに事業に対して考えて下さった経営者の方がいらっしゃいました。
当社が考える補助金・助成金を申請するメリットは次の通りです。
<メリット>
・自社の費用負担軽減
・会社のやりたいこと(事業、設備投資等)に対して御墨付きがもらえる(ようなイメージ)
・事業自体がもたらす付加価値が明確になる
・会社の価値(取り組む事業の価値)を確認できるチャンス など
申請書類を提出するという点で、
「自社が将来に生み出すことの出来る付加価値がなんなのか?」
こんな視点で自社を振り返ってみることができるのです。
申請を通して、将来の会社のサクセスを形作ることができるのは、
申請が通るか通らないかに関わらず、企業の取り組みに対して大きな成果だと思います。
<デメリット>
・不採択になる可能性がある。
・補助金申請の承認がおりても、その後交付決定されるまで一旦全額を支払う必要がある
(後払いなので、一旦は自社で費用負担をしなければいけない)
・申請書類作成や、補助金採決後の交付申請等の事務作業 など
補助金は簡単にお金をもらえる!なんて考えずに、
キチンと事業全体に必要な1つの活動として、企業の未来を見据えて考えていただきたいです。
付加価値をどこに置くかは、事業全体、そしてお金の流れにも関わることなので、
大変ですが、「申請書類」と企業の未来を描く「事業計画書」は
一体として取り組んでいただく事がポイントです。
補助金は申請段階が重要!分からない所は専門家にご相談下さい
補助金のお話をするとよく、
「どのような補助金があるのか、よく分からない」
「自分の会社(やりたい事業等)にどの補助金が適切であるか分からない」
「補助金の申請書類の作成が難しい、何をどう書いたらいいか」
と言われる事があります。
そもそも補助金は、申請書類を出して、採択されないともらう対象にすらならないので、
まずは採択されるかどうかを判断してもらう申請書類が大変重要になってきます。
上記のようなお悩みが出た時には、専門家をご活用下さい。
専門家は、身近におります。
「税理士」「会計士」「司法書士」「経営コンサル」「金融機関」「商工会」「商工会議所」「各市町村」など様々です。
(※記載した中で、対応していない方もいらっしゃいますので『補助金について相談できますか?』とまずは聞いてみるのが一番です!)
もちろん、サマンサハートも対応しております。
協力者と一緒に申請書を作り上げることをオススメします!!!
ぜひ企業発展のため、補助金・助成金を有効活用してください。
<今申請できる補助金をチェックできるサイト>
▼中小企業向けの補助金は「中小企業庁」のサイトをチェック▼
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/
▼新潟の企業は「新潟産業創造機構(NICO)」のサイトをチェック▼
https://www.nico.or.jp/hojokin/
▼中小企業庁発信の中小企業応援サイト「ミラサポ」のサイトをチェック▼
https://www.mirasapo.jp/subsidy/index.html
補助金だけではなく、事業全体のご相談として、
ミラサポを通して無料でご相談が可能です。